小倉井筒屋新館4階に「若竹」という甘味喫茶があります。
昭和50年頃、昼はともかく夕食を外で食べる習慣が全くなかった我が家も、年に2回の父のボーナス日は、小倉の街に食事に出かけていました。
その時に訪れていたのが、京町銀天街の現スーパーホテルあたりにあった「若竹」。オーダーはいつも『鍋焼きうどん』でした。
その後京町の「若竹」は閉店。
支店だった井筒屋のお店が残ったという形のようです。
約40年ぶりのオーダーは、小さな京すしの付く『釜焼きうどん定食1419円』。鍋焼きから釜焼きにマイナーチェンジしているようですね(^^ゞ
釜焼きうどん単品でも1111円。思い出の品との対面とはいえ、少々高級です(笑)
さて、釜に入ったうどんの登場です。真ん中にトロトロ半熟タマゴが鎮座し、周囲を蒲鉾、天ぷら、椎茸、だし巻、肉、ニラ、筍が固めるという超豪華な布陣ですねぇ♪ さらに、ヨモギ餅もありました。これは素晴らしい。1000円オーバーというだけはあります(^^)
麺はコシのあまりない小倉タイプ。スープもシンプル。これは良いです。食べごたえありました。
老舗百貨店内だけはあって、すべて上質な雰囲気。男一人の客など、私だけ(笑) 女性率9割かなぁ。
窓側の席からは紫川や小倉城も望めます。
懐は寂しくなったけれど、タイムスリップした感じで来てよかったなぁと。次回は、ヨボヨボの両親でも連れてきますかねぇ(^^)
いやいや、おススメの小倉うどんです。
(価格情報は2019年12月のものに改めています。)
【情報交換】
由香
若竹~♪
焼き飯も大好きなので、いつもどっちにするか迷います。
最近はセットも厳しいので(^w^)
⇒ 焼きめしも1000円以上となかなかのお値段でした。美味しいんでしょうね~(^^)
とても雰囲気の良いお店ですね☆
幸夫
若竹も京町の名店でしたね。
中銀通りの「カレーの門」のドライカレーが私は好きでした。
さかいさんと同じシチュエーションで、母が不在の時に父につれて行ってもらったことを思い出します。食前酒のワインが忘れられません。
門も井筒屋地下に一時期入っていたのですが、今はなくなっていますね(>_<)
ひとみ
我が家もカレーの門のドライカレーとエビカレーの大ファンで、良く両親と行かせてもらっていました。
懐かしい‼
⇒ 若竹はお店の入口にホンモノの竹を植えられていましたよね~。
あんな「粋」なお店、時代的にもう出ないのかなぁと思ったりします。
私は甘味系には全く興味はないですが、この釜焼きはたまりません(^^)
今日もしっかりタマゴを崩しながらいただきました。
昔、メニュー名は「鍋焼きうどん」だったと思うんです。器は鉄製だったかもですけど~。
幸夫
メニューは確かに鍋焼きでした〜(^^)/
裕美
若竹さんには子供の頃から現在も美味しく、かわらずに足をはこんでいます。
大好きな焼き飯セットでーす🌼
⇒ 焼きめしの人気も高いみたいですね☆
平日の12:30頃だったけれど、4組くらい入口で待たれていました。
お客さんの多さが魅力度を証明しているみたいです~。
タケシ
冬は最高ですね
⇒ いやー、そうですね(^^)
こんなに具沢山のうどん、初めてでした~。
要
昭和の時代に「鍋焼きうどんと甘味の若竹」として人気を博したお店ですね。
小窓から竹をあしらった庭造りが・・思い出します。
⇒ 当時は京町銀天街ももっと賑わっていました。
「うしうし館」とか大型のゲームセンターとか、中銀通りとクロスするところには本屋もあったような~(^^;
若竹もかなり奥行きのあるお店だったと記憶しています。
讓治
鍋焼、釜焼、鋤焼
お出汁たっぷりで煮ているのに何故か焼きうどん?と疑問に思う。
俺だけか?
⇒ ネットで検索すると次のような回答も~♪
分かったような分からないような~。
古来、燃やしたり焼いたりすることを「たく」と呼んでいました。
「たく【焚く・焼く・薫く】(1)燃やす。焼く。「家(いは)ろには葦火(あしぶ)たけれど(多気騰母)」(万葉集20-4419)」(「古語大辭典」小学館)
したがって江戸初期の頃の「鍋焼き」という呼称は、磁器の鍋島焼や素焼きの土鍋などを、囲炉裏などで自在鉤に吊るして直火にかけるなどして、煮炊きすることが「焼(た)き」であり「焼(や)き」とも呼んでいるものです。
讓治
解った!
焼くのは食材ではなく、鍋,釜や鍬ですね。焼いた鍋で出てくるから、焼き鍋うどんですね。
久美子
銀天街の頃は店内のガラスから竹が見える、とても素敵なお店でした。
先月井筒屋の若竹に行きましたが、味は変わらず、懐かしさで胸がいっぱいになりました。
牛肉を炊いた肉汁も出汁に加わり、たまりませんよね。
個人的には釜焼きうどんチャーハンセットがおすすめです。
⇒ そう、京町のお店は「竹」がトレードマークでしたね♪
ほんと、この釜焼きうどんは懐かしい味でした。
値段が値段なので、いつもとはいきませんが、たまには良いなぁと(笑)
・投稿日160303